こんにちは、営業マンのチイです。
「クレームの管理方法」 にフォーカスしてお話します。
クレーム案件管理の難しさ

チイ
クレーム案件の管理は難しいですね?
クレームが1〜3件程度であれば、頭の中で覚えていられるかもしれません。
しかし、日々の業務に追われる中で フォロー漏れ が発生しやすくなります。
- 代替品の発送を忘れる
- 顧客への中間報告を失念する
お客様より「進捗状況どうなってる」と言われてからでは、クレームのクレームとなり信用もズタズタです・・・

チイ
複数案件があると、一次対応後のフォローを失念することがありますね・・・
このようなミスが起きると、
お客様から「進捗はどうなっていますか?」と催促され、
クレームがさらに悪化してしまいます。
クレーム台帳とは?
クレーム台帳 とは、
- クレームが発生した日時
- 進捗状況
- 対応履歴
を記録する管理表のことです。
台帳を活用することで、過去の事例も含めて「クレーム対応の見える化」ができ、
フォロー漏れを未然に防げます。
クレーム台帳を導入する3つのメリット
- 複数の案件を一目で整理できる
- 対応状況・期限が把握しやすくなる
- 顧客への報告タイミングが明確になる
クレーム管理表に必要な項目
以下のような情報を整理すると、対応スピードが上がります。
- 発生日時(納品日)
- 発生製品・数量
- 顧客名(注文番号)
- 当社製品シリアル番号(管理番号)
- クレーム内容
- 現品返却日(ある場合)
- 原因・現品処置
- 備考(有償/無償、今後の対応方針など)
- 顧客への報告履歴
クレーム台帳の記入例
No | 発生日時 | 納品日 | 製品名 | 数量 | 顧客名 | 注文番号 | 管理番号 | クレーム内容 | 現品返却日 | 原因 | 現品処置 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5/20 | 5/30 | 検査計 | 1 | A商事 | A123 | 987 | 品不足 | なし | 付属品添付漏れ | 付属品のみ6/2出荷 | 当社負担 |
2 | 5/25 | 5/28 | コントローラ | 1 | Z産業 | 538A | 783 | 動作不良 | 5/30 | 設置方法ミス(回線ショート) | 修理後6/3出荷 | 顧客請求 |

チイ
クレームに掛かった費用などの欄もあると良いかも!
まとめ
- クレーム案件は 「台帳管理」 でフォロー漏れ防止
- 項目は 期限・報告履歴を明確化 することがポイント
- 自社の業務に合わせて カスタマイズした管理表 を作ると便利
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