こんにちは、営業マンブロガーのチイです。
はじめに
「このまま定年まで今の働き方でいいのだろうか…」
40代に入った頃、私はそんな漠然とした不安を抱くようになりました。
毎日頑張って働いても、給料は大きく増えない。
子供の教育費や老後資金のことを考えると、会社の収入だけでは心許ない。
そんな時に手に取ったのが、ロバート・キヨサキの**『金持ち父さん キャッシュフロー・クワドラント』**です。
本書は「お金と時間の自由を得るには、働き方そのものを変える必要がある」という強烈なメッセージを投げかけてきます。
『金持ち父さん キャッシュフロー・クワドラント』とは?
本書は、世界的ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の続編的存在です。
著者ロバート・キヨサキが提唱する**「4つの働き方の分類(クワドラント)」**を中心に、お金の流れと自由の関係を解説しています。
私も20代の頃読んだのですが、結局、元手がないと無理じゃないと思ってましたが、
今回たまたま本書を見つけたので改めて読んでみました。
4つのクワドラントとは?
本書で登場する「クワドラント」は、働き方を4つに分けたものです。
- E(Employee/従業員)
会社に雇われ、給料で生活する人。時間をお金に換える働き方。 - S(Self-Employed/自営業)
自分のスキルや時間を直接売る人。自由度は高いが、自分が働かないと収入が止まる。 - B(Business Owner/ビジネスオーナー)
人や仕組みに働いてもらい、収入を得る人。自分が現場にいなくても稼げる。 - I(Investor/投資家)
お金に働かせて収入を得る人。資産が資産を生む状態。
著者は、**「経済的自由を得たいなら、EやSからBやIに移る必要がある」**と強調します。
読んで学んだこと・気づき
「お金のために働く」から「お金を働かせる」への発想転換。
サラリーマン生活では、労働時間を増やすか昇進することでしか収入は上がらない。
まあ、これも大事ですが。
しかし、BやIのクワドラントでは、時間と収入の関係を切り離せます。
また、本書は単なる自己啓発ではなく、「どのクワドラントにいるかを意識する」ことから行動を変える実践書だと感じました。
今どのステージでしょうか?
投資家のステージ(レベル)
レベル0:収入のすべてを使ってしまう人
- 投資どころか貯金もできない
- 「投資したい」と言いながら一歩も踏み出せない人
レベル1:借金に頼る人
- 消費者ローンやクレジットで生活を回す
- 借金が増え続け、投資に回せる資金がない
レベル2:貯金はするが投資しない人
- 銀行預金や定期預金で安心している
- インフレに弱く、資産は実質的に増えにくい
レベル3:証券会社や銀行に任せる人
- 投資信託や保険商品を買う
- 「プロに任せて安心」と思うが、手数料やコストでリターンは限定的
レベル4:自分で学び行動する投資家
- 株、不動産、ビジネスに積極的に投資
- リスクとリターンを理解し、自分で判断できる
レベル5:超富裕層の投資家(本物の投資家)
- 自分の資産を使って社会やコミュニティに大きな影響を与える
- 資産が資産を生み出し、真の経済的自由を実現
自分がどのステージにいるか?
チェックポイントとしては、
- 貯金できているか?(レベル0・1を脱しているか)
- 資産を増やす仕組みを理解しているか?(レベル3止まりか、4へ進んでいるか)
- 投資判断を自分でできるか?
が目安になります。
40代サラリーマンの私が実践したいこと
- 副業を始める:ブログ運営やコンテンツ販売など、Bにつながる活動を始める
- 投資の比重を増やす:高配当株やインデックス投資でIの収入源を作る
- 仕組み化を意識する:時間を切り売りする仕事から、仕組みで回る収入源へ移行する
こんな人におすすめ
- 将来の収入や老後資金に不安を感じているサラリーマン
- 副業や投資を始めたいが、方向性が見えない人
- 「時間=お金」の働き方から脱却したい人
まとめ
『金持ち父さん キャッシュフロー・クワドラント』は、働き方の地図を描いてくれる本です。
今どの位置にいて、どこへ向かうべきかを明確にしてくれます。
読んで終わりにせず、小さくても行動を始める。
それが、EからB・Iへ進む第一歩だと私は確信しました。
これはやっぱりオススメ↓
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