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値上げの交渉どうする? 価格改定

仕事スキル集

こんにちは!

チイです。

プロフィールは↓

チイ
チイ

今日は、お客さんへの値上げ交渉の話しです。

新米さん
新米さん

値上げ交渉は、お客さんに言いづらいなあ・・・・

営業マンにとって一番嫌な交渉ってやはり価格ですよね。

その中でも一番話しづらいのが値上げ!

一般的には、価格改定って呼ばれます。

今回は、価格改定(値上げ)するための私しなりの経験をお伝えします!

参考になるブログがあります!
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値上げのリスク 3選

チイ
チイ

値上げした時のリスクって何でしょうか。

新米さん
新米さん

やっぱり、お客さんとの関係が悪くなることかな。

主にリスクは、

①お客様との関係が悪くなる可能性がある

②売れなくなる

③取引先を変えられる(転注)可能性も

営業として一番困るのが、注文がなくなるのは、困ります。

これを避けるためには、お客様に納得してもらった上で値上げをすることです。

価格改定が必要な状況とは?

価格改定(値上げ)をしないといけない状況には、様々な原因がありますよ!

物価の上昇

製作コストの上昇

赤字状態

これらが複合的に発生していることがほとんどです。

チイ
チイ

会社が利益率を上げたいからですね。

物価の上昇は、製品販売当時より、材料費が上がっている場合です。

特に私の所属する企業では、金属材料を使用しています。

もちろん一時的安くなりこともありますが、右肩上がりです。

製作コストも物価上昇により、人件費、外注品のコストも上がってきます。

市場経済は、インフレ傾向ですので当然です。(デフレですと経済が発展していない)

赤字状態は、上記の理由により、年を追うごとに利益が圧迫されて赤字になる場合や、

新規参入のために戦略的に赤字での受注をし、その後解消されていない場合です。

値上げをする方法

先ほども少し言いましたが、

お客様や、購買者に納得して貰うことですね。

まず、することは

①お客様に早めに連絡することです。

急に言われてもお客様は、応じてくれません。

BtoCであれば、値段が合わないと買ってくれないだけですが、

BtoBの場合は、購買者も値上げに対して、上長や会社の承認が必要となります。

値上げの承認に時間が要するからです。特に量産品を販売している場合は、

合計にすると莫大なコストアップになります。

新米さん
新米さん

早めに連絡をすることが肝要ですね。

②値上げの理由を調べる。

購買者が企業の場合は、特になぜ上がるのか理由が必要です。

「ただ単に赤字なので上げてくださいは、絶対価格改定は、無理です」

チイ
チイ

どんな理由が必要でしょうか?

新米さん
新米さん

仕入れが上がったから・・・

チイ
チイ

確かに一理ありますが、それだけでは、難しいですね

ここで前述の価格改定の原因を調べる必要があります。

その原因に対して「なぜ」を調査しましょう。

チイ
チイ

理由も一つだけでは、ないはずです!

新米さん
新米さん

なるほど

このような理由を整理しましょう。

・仕入先の値段があがった。

 なぜ:材料費があがっている

・人件費があがっている

 なぜ:近年の物価上昇

・外注費の値上げ

 なぜ:仕入先が廃業による転注でコストがあがった。

③値上げのエビデンスを調査する

理由が整理できたら、そのエビデンスを取得しましょう。

「なぜ」とその根拠がないと購買者、お客様も納得しません。

例えば

米の値段を上げたい。

なぜ:不作だったから

根拠:去年より不作なのは、干ばつがあったから。

本当に?:実際、降雨量が昨年より減っている。

このように明確な理由と根拠をロジックで建ててゆくと、お客様も納得してくれます。

先の例でいうと

仕入先の値段があがっている

なぜ:材料費があがっている

根拠:金属単価があがっている

本当に?:金属の価格推移等を調べる

人件費があがっている

なぜ:近年の物価上昇

根拠:最低賃金や、給与上昇

本当に?:人件費の単価チャージ額を調べる

外注費の値上げ

なぜ:仕入先が廃業による転注でコストがあがった。

根拠:廃業業者と転注先のコストを比較

本当に?:最新、見積を取得

チイ
チイ

本当に?の部分をを調べることが必要になります。

新米さん
新米さん

結構、調べたりと大変ですね。

お客様にその理由(エビデンス)ならしょうがないなと思って貰えるようにすることです

値上げ資料を作ろう!

「なぜ」や、「根拠」、「本当に?」が調査できれば、それらを資料にまとめてみましょう。

ただ、購買者やお客様に口頭で伝えるだけでは、効果が薄いです。

・新旧価格の比較表

・モノづくりの会社であれば、部品や製作作業費の内訳表を作ると効果的です。

材料費、購入品費、外注費、社内加工費、組立費、出荷試験費、輸送費、管理費

内訳は、内部的に作成しておいて、要求があれば開示するのがよいです。

特に、新旧価格の比較内訳があると納得して貰いやすいです。

材料費があがってる場合は、市況材料の年次ごとの価格推移グラフがあるとさらによいで

すよ。

チイ
チイ

2001年当時より、上がってますね。

新米さん
新米さん

確かに、エビデンスがあると説得力がある

                    出典:世界経済のネタ帳HPより

価格改定のレターも作成しておきましょう。

まとめ

・値上げには、リスクがある。

・値上げするには、理由とエビデンスを調べよう。

これらをすれば、必ず値上げに応じてくれる訳ではありませんが、

しないと、絶対に値上げには、応じて貰えません。

利益率を上げることは、給与や賞与に関係しますので、是非時間をかけても、

トライしていきましょう!

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