こんにちは、営業マン、チイです。今日は、接待について話します。
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接待とは
接待は、主に取引先と一緒に食事などをしながら、関係性を深めることです。接待は仕事を円滑に進めるきっかけとなります。同じ時間を普段のビジネスとは異なる空間でお客様と共有することで、親睦も深まります。
接待のイメージ
接待をする立場の場合どんなイメージでしょうか。
・遅くまで、お客様に付きあう
・プライベートの時間が減る
・気を遣う
・場所の設定が面倒
と否定的なイメージではないでしょうか。私自身も同じくできれば避けたいところです。
でも実際行ってみると、後から思えば仕事が円滑に進めるきっかけになったことが多いです。
接待のメリット
接待のメリットは普段の業務とは違う場において、お互いの知らない点が発見できる効果があります。趣味や、家族の話題など、普段、仕事だけの席では話せないことも話題に出ます。
お互い相手を知ることで、仕事もスムーズに進めることができます。
もちろん、仕事の話しもゆっくり時間をとり、真意を探ることかできます。
私自身も、難しいお客様と意を決して、お食事にお誘いしたところ、バイクの趣味で意気投合したことがあります。その後は、仕事の面会や電話でも緊張感が解け話し易くなったこともあります。
参加すると、仲間意識が生まれることが多いです。
ただ、接待がないと仕事が取れないのような状況は、良くないと考えています。
自社のサービスに競争力がないとような場合です。
営業接待の練習をしよう
すでに気心知れた顧客であれば、事細かな準備はかえって不要です。しかし、ほとんどの場合は入念に準備することをお勧めします。実際に接待の経験がなければ、接待の場に同行する機会を貰うのが一番です。機会が得られない場合は、次の練習方法をお勧めします。
社内飲み会の活用
練習には、社内飲み会を活用して下さい。
目上の上司、先輩、部課長クラスを誘うのが良いです。
気を遣うし楽しくないと思うかも知れませんね。そこがメリットです。
・年代の違う人と話すことに慣れる。
・気配りが身に付く
・同僚の意外な部分がわかる
・仕事の悩みを話しやすい
このメリットは、接待に置き換えると
・年代の違う人と話すことに慣れる。→顧客との話す練習
・気配りが身に付く→顧客に気遣いができる
・同僚の意外な部分がわかる→顧客に意外な部分がわかる。興味がでる
・仕事の悩みを話しやすい→顧客の真意を探ることができる
近年は、上司が部下を飲み会に誘うことがしにくい時代になってきました。反対に部下から誘われて嫌な上司はいないと思います。ぜひ利用して下さい。おそらく飲み代も全部とは言わなくても、多めに出してくれますよ。接待の練習として活用しましょう。また普段から、歓迎会や送別会、忘年会などの際は、幹事役を買って出て下さい。
接待の事前準備
接待は、準備が一番大変です。これが皆さんも嫌がる理由ですね。
準備は大まかにに以下があります。
・日時、場所の設定
・店の広さや、雰囲気の確認(実際に行って事前確認がお勧め)
・料理の好き嫌い、アレルギーがないか確認
・帰路の交通手段に問題ないか(タクシーの手配)
・手土産もあれば尚よし
日時は、余裕を持って1ヶ月位先で日程を組むことをお勧めします。取引先の予定や、店の予約状況と早めに決めるためです。今は、アプリ等もあり事前準備は、かなり楽になっています。
料理はコース料理にしましょう。アラカルトですと注文のタイミングに気を使いゆっくりと話せません。バイキング形式もあまりお勧めしません。これも席を外すことが多くなります。
アレルギーの有無も事前に参加者に確認しましょう。出席者に海外の方がいる場合は、宗教上の理由で口にできないものがあり、注意が必要です。
手土産は、ホテルなど会食であれば、ホテルに依頼し準備お願いすることも可能です。
接待当日準備
・出迎え
・席の位置
・注文のやり取り
・会計
・お見送り
待ち合わせ場所へは、必ず早めに到着しましょう。そして出迎えができるようにしておきます。
入店後は、席の位置(上座、下座)を確認し着席を進めましょう。
わからなければ、早めに到着し、店に聞いておきましょう。
飲み物の注文のやり取りは、幹事が行います。お客様のグラスの残りが1/3位になったら、何を飲まれるかを、聞きオーダーしましょう。
会計は、お客様にわからないように行います。気を使わせない配慮です。コースであれば、デザートが出たタイミングあたりでさりげなく退席し会計を済ませましょう。
接待の注意事項
お酒に自信のある方も、飲み会は1次会までをお勧めします。
特に2件、3件と飲みにいくと。気を許し、深酒となり、どんな失態をしてしまうかわかりません。
一瞬の失態が今後の取引の信用に関わるのです。
接待は、良い面もありますが、あくまで仕事の一貫です。(社内飲み会も同じ)
本当にたくさん飲みたい場合は、お友達との飲み会の際にして下さい。
※もちろんアルコールがダメ方は、ソフトドリンクでOKです。
私のお勧めは、お付き合いで1杯目は、ビールですが、以降は焼酎のお湯わり(薄め)です。
場の雰囲気も壊さず、酔いすぎず、楽しむことができます。次の日も残りません。
接待の時間帯は、少し早めの17時〜17時半スタートがお勧めです。遅くとも20時には終わります。相手のお客様も次の日の予定があるはずです。配慮を忘れずに。
接待場所もできれば、ホテルのレストランや、割烹の個室をお勧めします。店員さんの気配りもよく、変な気遣いが減るためです。以前、雰囲気だけで選んだ居酒屋にした際、コース料理のみ30分以内に全て出て来て、冷や汗をかきました。
まとめ
・接待は、仕事が滑らかになる
・接待の練習は、飲み会の幹事役を買ってでる
・接待は、事前準備と当日の段取りを頭に入れよう
接待は、気遣いは入りますが、今後顧客や取引先との気苦労は減り、関係性を深くできますよ。
参考まで。
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